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高齢社会と住環境
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総人口に対する高齢者の割合が7%を超えた社会を
「
高齢化社会
」
14%を超えた社会を
「
高齢社会
」
と言います
我が国
の総人口は、これから減少の一途を辿ると言われています。年齢別に言うと、すでに年少人口(0~12歳)は減少傾向にあります。それに比べ、65歳以上の高齢者人口はどんどん増え続け、諸外国に例を見ないほどのスピードで、「高齢社会」になりました。これからもさらに拍車がかかり、2050年には総人口の三割にあたる人口が高齢者となる「超高齢社会」の到来が予想されてます。
高齢者
と言っても定年退職直後の高齢者は、まだまだ元気で青壮年同様の生活を楽しむことができますが、年を重ねるにつれて身体の機能が低下し、いくつかの問題を抱えるようになると、必然的に在宅時間が長くなります。そうなった時、伝統的に受け継いできたこの日本の住宅環境が果たして安全・安心して暮らせるものなのかどうかが問われます。具体的に高齢者から見た日本の住宅環境の問題点として以下の5点が挙げられます。
①段差が多い
玄関の上がりがまち・廊下と和室の間・洋室と和室の間・脱衣室と洋室の間など
②狭い
尺貫法によって廊下・階段・開口部などの幅員が狭い
③家具の多用
生活の洋式化が進んだことによって家具類の使用が多くなり、更に狭くなった
④座る・しゃがむの生活動作
畳などの床面に座る・和室トイレでしゃがむなどの和室の生活動作は高齢者には不向き
⑤夏向きの住宅構造
従来の住宅は湿気の多い夏向きに造られているため、冬の寒さに向いていない→室内の温度差が大きいため、特に循環器系の疾患をもつ高齢者には不適切
こういった住宅の構造上の不都合
から、寝たきりの高齢者やおむつ使用者が多くなっていると言われています。自由に住宅内を行き来できない高齢者を介護するよりは、ベッドでの食事と排泄の世話をしている方が介護にかかる労力は軽減されるため実際は「寝かせきり」になっていたり、おむつも着用させていた方が介護量が減るということから使用せざるを得なくなっている状況も少なくないのです。
自分が
こうなる前に、また家族がいつ何時こういう状態になるかわかりません。自分が、また家族が一人の人間としての尊厳を保ち、自立した生活を送れるよう、それまでに対策を打っておきたいものです。と言って、何もかも改装していたのでは、手に負えません。そこで、まだ手軽にできるリフォームを5点ご紹介します。
1.手すりの取付
2.段差をなくす
3.洋式便所への便器の取替(和式便器を使用の場合)
4.床や廊下を滑りにくい材料に変更する
5.引き戸など楽に開閉できる扉に変更する
まずはこういう改装から始めてみましょう。簡単に安全な住まいを手に入れることができます。しかし、安心は禁物です。危険を常に意識することが大切です。身体機能の低下した高齢者だけでなく、健康な高齢者であっても、常日頃から危険を意識することを心がけましょう!
上記5点に関しては、要支援・要介護認定を受けておられる方であれば、介護保険が使える範囲です。
上限20万円の商品・工事費に対して9割の補助金が返ってきます。
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